リリース日:2022年3月31日
【不具合の修正】
- 一部の「mp3」ファイルの無害化で音声の途中から削除されてしまう問題を修正しました。
- 一部の「csv」ファイルの無害化で文字コードが正しく取得できずに文字化けする問題を修正しました。
- 複数ページある「tif」ファイルを無害化すると、1ページ目だけになってしまう問題を修正しました。
- 外部参照しているExcel2007以降のファイルを無害化後に、修復のアラートが出る場合がある問題を修正しました。
- 圧縮された「tif」ファイルを無害化すると再圧縮されていない問題を修正しました。
- 「メディアクリップ」を使用しているPowerPointファイルを無害化後に、修復のアラートが出る問題を修正しました。
- webAPIモードで「cab」「lzh」「tar」「tar.bz2」「tar.gz」「tar.xz」を無害化する場合に「zip_password」をPOSTすると、無害化失敗する問題を修正しました。
※「zip」「rar」「7z」のパスワード付きファイル内に上記拡張子が内包されていた場合も該当します。 - ESETのGUIを有効化している状態で、「アンチウイルス設定」からプロキシサーバー設定を更新すると、ESETのGUIが無効化される問題を修正しました。
- AutoCADのdxfファイルで日本語文字が文字化けする問題を修正しました。
- webAPIモードで「無害化設定」画面より更新登録処理を行うと、ホスト名が変更される問題を修正しました。
【機能の追加】
- ファイルシステム破損時の復旧機能を追加いたしました。
※管理者マニュアルの「第27章 コンソール」の「27.4 emergency mode」を参照してください。 - フォルダ共有モードでのPDF化機能を追加いたしました。
※管理者マニュアルの「第29章 PDF化」の「29.3 フォルダ共有モード」または、ユーザーマニュアルの「第8 章 PDF化」を参照してください。 - パスワード付きファイルのウイルススキャン機能を追加いたしました。
※パスワードのPOSTが必要であるため、webAPIモードのみの機能となります。
※「xlsx」「xlsm」「xltx」「xltm」「docx」「docm」「dotx」「dotm」「pptx」「pptm」「potx」「potm」「ppsx」「ppsm」「pdf」「zip」「7z」「rar」が対応拡張子となります。
【その他調整】
- マニュアルを改訂しました。
【管理者マニュアル】
「第15章 無害化モード設定」の「15.2 無害化モード設定」の「カスタムモード設定 無害化対象選択 設定項目」の内容を詳細に記載
「第15章 無害化モード設定」の「15.2 無害化モード設定」に「無変換時にパスワード付きファイルのウイルススキャンをする 設定項目」を追記
「第15章 無害化モード設定」の「15.2 無害化モード設定」に「パスワード付き圧縮ファイルウイルススキャン階層 設定項目」を追記
「第26章 syslog一覧」の「26.2 syslog一覧」の「syslog出力内容一覧」に新規出力内容を追記
「第27章 コンソール」に「27.4 emergency mode」を追記
「第29章 PDF化」に「29.3 フォルダ共有モード」を追記
「第32章 FAQ」に「別のファイルを参照しているExcelファイルを無害化することで、循環参照に関するダイアログが表示されることがある」を追記
「第32章 FAQ」に「ファイル名が256バイト以上のファイルを内包する圧縮ファイルを無害化すると「ファイルを取得できません。」と表示され失敗になる」を追記
「第32章 FAQ」に「Excel2007 以降でのセルのコメントとメモの除去について」を追記
「標準モード」に関する記述を削除
※ 「標準モード」はver1.5.1で廃止しております。
【ユーザーマニュアル】
「第8 章 PDF化」を追記
「第11章 FAQ」に「別のファイルを参照しているExcelファイルを無害化することで、循環参照に関するダイアログが表示されることがある」を追記
「第11章 FAQ」に「ファイル名が256バイト以上のファイルを内包する圧縮ファイルを無害化すると「ファイルを取得できません。」と表示され失敗になる」を追記
「第11章 FAQ」に「Excel2007 以降でのセルのコメントとメモの除去について」を追記
「標準モード」に関する記述を削除
※ 「標準モード」はver1.5.1で廃止しております。 - ファイル名が256バイト以上のファイルをPOSTした場合に表示するエラーメッセージを調整しました。
- ファビコンを設定しました。
- カスタムモードでのPowerPointの「描画」対象を追加しました。
- 脆弱性対応を行いました。
- バイナリ除去モードとマクロ除去モードでExcel4.0 マクロを使用しているファイルを除去すると、開けなくなる可能性のあるファイルを開けるように修正しました。
※前バージョンにおいてもExcel4.0 マクロは無害化の対象となっております。
【管理者側への影響、注意点】
- サーバーの再起動は不要となります。
- バージョンアップ後はセキュリティの兼ね合いからSMB1.0では接続ができなくなります。
【ユーザー側への影響、注意点】
- アップデート後、画面のレイアウトが崩れる等の事象が発生している場合は、ブラウザのキャッシュをクリアして頂きますようお願い申し上げます。