リリース日:2023 年 12 月 26 日
【本バージョンアップ実施時注意事項】
株式会社プロットは 1 月 5 日をもって株式会社 CYLLENGE へと社名変更いたします。
製品内の画面やドキュメント内に社名が記載されている場合、本バージョンアップにて変更されます。
[再起動]
今回のバージョンアップでは不要です。
[運用変更]
今回のバージョンアップでは発生致しません。
[UI 変更]
管理者ユーザーのU I の変更がございます。
後述の「機能追加 1, 2, 3, 4, 5」「その他調整2, 6」が該当します。
一般権限ユーザーのU I の変更がございます。
後述の「機能追加1」が該当します。
[冗長構成]
冗長構成で運用されている環境の場合、別途スタンバイ機専用パッチが必要となります。
冗長構成で運用されている場合は別途弊社サポート(support@plott.co.jp)までお問い合わせください。
[弊社他製品と連携している場合について]
- Fast Sanitizer
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。 - Smooth File
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。 - Mail Defender
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。
【機能追加】
- マニュアル誘導機能を追加しました。
各画面上からその画面に関するマニュアルへのリンクを追加し、マニュアル利用の利便性を向上しています。
※本機能につきましては、今後のバージョンアップでも対象を拡充していきます。 - オプション画面にある「タイムゾーン設定」を非表示にする機能を追加しました。
オプション タイムゾーン設定より設定できます。
※デフォルトは「全てのユーザー」となります。 - ログ管理画面に表示するログのIPアドレスをマスキングする機能を追加しました。
オプション設定画面にある「ログ管理画面IPアドレス非表示機能」より設定できます。
この機能を有効にすることで一般ユーザーがログを閲覧した場合、IPアドレスが「***.***.***.***」として表示されるようになります。 - SAML連携設定においてRequestedAuthnContext属性の利用有無を指定する項目を追加しました。
IdPに対して認証方式を指定しない場合は「使用しない」を選択してください。 - コンソール機能に、フォルダ連携設定の接続元IP制限を追加しました。
- コンソールメニュー「17) setting allow network」で接続元IPの設定を行えます。
- コンソールメニュー「18) check allow network」設定されている内容を確認できます。
【不具合修正】
- 2023年4月以降に納品した環境において、ご利用中にファイル転送が失敗する問題を修正しました。
- 添付ファイルにおいて複数回ダウンロードを行った場合、ダウンロードのログが上書きされ、最後にダウンロードした情報で上書きされる問題を修正しました。
- 双方向SMBサーバー側のコンソールにおいて、Smooth File ネットワーク分離モデルにマウント状態で再度「6) mount Smooth File」を実行すると、自動マウントが行われなくなる問題を修正しました。
※自動マウントは、マウントがネットワーク障害等で外れた場合に再接続する機能です。
※双方向SMBサーバーへの適用は、Smooth Fileネットワーク分離モデルと双方向SMBサーバーでSSH(ポート22)の通信ができる必要があります。 - ファイル転送ログ詳細画面から「原本」ボタンをクリックしても、原本ファイルがダウンロードされない問題を修正しました。
- 一部のExcel2007形式のファイルを、「無害化モード」の「バイナリ除去モード」で無害化後に破損することがある問題を修正しました。
- PowerPoint2007形式のファイルでOLE を使用したグラフを作成している場合、「無害化モード」の「バイナリ除去モード」で無害化後に破損する問題を修正しました。
- Wordのフォームコントロール無害化後に、「エラー! ブックマークが定義されていません」と表示される不具合を修正しました。
- Word2007形式のファイルの無害化で除去できていないフォームがある不具合を修正しました。
- 以下全ての条件を満たすとき、無害化失敗する不具合を修正しました。
- 無害化するファイルの拡張子が「xlsx」「xlsm」「xls」「xltx」「xltm」「xlt」である。
- ブックの保護「現在のシートの保護」または「ブック構成の保護」を使用している。
- ブックの保護「パスワードを使用して暗号化」を使用している。
- 上記2つのパスワードが異なっている。
- 以下全ての条件を満たすとき、無害化後にファイルが破損する不具合を修正しました。
- 「無害化モード」を「カスタムモード」に設定している。
- 「Microsoft Word」「Microsoft Excel」「Microsoft PowerPoint」「Microsoft Visio」の項目で「OLE(Office)」のチェックを外している。
- 無害化するファイルの拡張子が「docx」「docm」「dotx」「dotm」「xlsx」「xlsm」「xltx」「xltm」「pptx」「pptm」「ppsx」「ppsm」「potx」「potm」である。
- 上記ファイルに「doc」「xls」「ppt」の拡張子のファイルをOLE として埋め込まれている。
- PDF/A 形式の「pdf」ファイルで無害化失敗する問題を修正しました。
※無害化後はPDF形式のファイルとなります。 - 「docx」「docm」「dotx」「dotm」ファイルの「再暗号化」機能で、書き込みパスワードでの保護となっていた問題を修正しました。
- Word2007形式のファイルの無害化に失敗することがある不具合を修正しました。
- MacのSafariでパスワード付きの添付ファイル・返信ファイルのダウンロードを行うとウィンドウが閉じてしまいダウンロードできない問題を修正しました。
- 添付ファイルでパスワード付き7z,rarファイルを無害化ダウンロードした時に表示されるパスワード入力欄で何も入力しなかった場合、エラーメッセージが表示されない問題を修正しました。
- バックアップ設定画面の「職員情報 エクスポート」を行った場合に出力されるCSVファイルにおいて「上長承認タイプ」に本来設定できない「0」が出力されている問題を修正しました。
- OPSWAT MetaDefender Core連携において、パスワードに一部記号が含まれていると「12 Encrypted Archive」となり連携に失敗する問題を修正しました。
- バックアップ設定画面の「職員情報 インポート」で新規職員を登録する際、グループ権限設定「パスワード入力条件」の設定内容のチェックが行われていない問題を修正しました。
- SAML連携設定画面から取得したメタデータを使用して連携設定を行った場合、実際の識別子と一致せず、Idpでの認証に失敗する問題を修正しました。
- 起動時にデータベースにアクセスできない不具合を修正しました。
- 文言管理画面で「ファイル転送」の文言を変更しても、ログ管理画面の作業内容「ファイル転送有効期限切れ」「ファイル転送自動削除」「ファイル転送ファイル削除」の文言が連動して変更されない問題を修正しました。
- 文言管理画面で「デフォルト」ボタンをクリックしても、アクセシビリティモード設定にある「システムロゴ[ヘッダー]」に設定されたロゴがデフォルトに戻らない問題を修正しました。
- 下記条件を満たすときにメール無害化連携で生成されたURLをクリックするとエラーページへ遷移する問題を修正し、ログイン画面へ遷移するように修正しました。
- Smooth File ネットワーク分離モデルにログインしていない。
- セグメント毎ドメイン管理 メール本文URLのドメインをセグメント毎に設定する を「使用する」に設定する。
- セグメント毎ドメイン管理 指定ドメインからのアクセスはlid付きでないとエラーとする を「使用する」に設定する。
- バージョンアップにおいて適用条件を満たさないパッチをアップロードした場合、パッチの適用が行われていないにも関わらず、「バージョンアップが完了しました。」と表示される問題を修正し、「不正なファイルです。」と表示されるように変更しました。
- マルチスキャンオプションご利用時に、アンチウイルス設定(ESET)の「アンチウイルス定義ファイル確認」より定義ファイルの日付が確認できない問題を修正しました。
- ログイン許可IPを複数指定した状態で、SAML連携設定 編集画面を開くと「登録」ボタンが動作しない問題を修正しました。
- ウイルススキャンを有効にした環境で無害化に時間がかかるファイルを処理した場合、無害化設定画面にある「無害化タイムアウト設定」に関わらず、180秒固定でタイムアウトする問題を修正しました。
- メールアドレスに一部記号が含まれている場合、メール無害化システム連携が正しく動作せず、添付ファイルが登録されない問題を修正しました。
- Smooth File連携において下記の条件を満たした際、本来不要な外部転送の登録が行われてしまう問題を修正しました。
- プライバシーフィルタ機能を有効にしている。
- ポリシーの処理において上長承認または却下を設定している。
- ポリシー違反となるファイルがアップロードされる。
- プライバシーフィルタ機能をご利用中、ファイルがポリシー違反となった場合に表示されるダイアログのファイル名に【ポリシー違反あり】とついた状態で表示される問題を修正しました。
- 下記の条件を満たした際、本来不要な上長承認依頼メールが送信される問題を修正しました。
- プライバシーフィルタ機能を有効にしている。
- 上長承認が行われる設定を行っている。
- ポリシーの処理において却下を設定している。
- ポリシー違反となるファイルがアップロードされる。
- ログ管理において、「プライバシー違反のため保留」の項目の「詳細」をクリックしても詳細ログが表示されない問題を修正しました。
- 無害化オプションが有効でない環境においてもセグメント管理画面に「ホワイトリスト(無害化)」の項目が表示されている問題を修正しました。
【その他調整】
- 無害化処理を調整し、無害化失敗の可能性を軽減しました。
- システムロゴを変更しました。
- 職員登録・職員更新画面で権限グループ変更時の挙動が異なっていた為、調整を行いました。
- 「mp4」拡張子のファイルの処理を調整し、無害化速度パフォーマンスを向上しました。
※パフォーマンス変更率はファイルによって異なります。 - カスタムモード利用時にExcel 、Word 、PowerPoint 、Visio の無害化処理パフォーマンス向上しました。
- カスタムモードの「AutoCAD (dwg)」を「AutoCAD (dwg,dwt,dws)」へ文言変更しました。
- SSL設定画面からCSR発行を行う場合、メールアドレスが必須入力となっていたのを、メールアドレスを入力しなくても発行できるように調整しました。
- 下記オプション設定画面の項目名を調整しました。
- 「自動パスワードZIP機能」を「自動パスワードZIP化機能」へ変更しました。
- 「上長自動取込機能」を「上長自動登録機能」へ変更しました。
- コンソールに接続時に使用するSSH接続がエラーになる問題を確認した為、調整を行いました。
- 脆弱性の対応を行いました。
【マニュアル調整】
【管理者マニュアル】
[内容更新]
- 1.2. ご利用前のおことわり
- 1.4. 動作環境
- 8.6. カスタムモードについて
- 9.4. 新規職員作成
- 9.5. 職員編集
- 10.3. 項目一覧
- 12.2. 対応ファイル一覧
- 23. MIME TYPE 管理
- 43.2 Fast Sanitizer連携設定
- 44. 原本管理機能
- 45. 自動パスワードZIP化機能
- 48.3. SAML連携設定
- 55.5. 連携ステータス一覧
- 58.2. サブスクリプションライセンス
- 61. プライバシーフィルタ機能
- 62. 上長自動登録
- 63. オプション設定
- 65. コンソール
- 66. 冗長構成用コンソール
- 67. ネットワーク疎通確認コンソール
- 68. 双方向Sambaコンソール
- 70. 無害化できないファイル
[新規追加]
- 64.マニュアル誘導機能
- 65.20. 17) setting allow network
- 65.21. 18) check allow network
- 72.4. バックアップ用仮想基盤機能(スナップショットなど)について
【一般ユーザー向けマニュアル】
[内容更新]
- 1.2. ご利用前のおことわり
- 1.4. 動作環境
- 9.2. 対応ファイル一覧
- 20.4. 連携ステータス一覧
- 26. 無害化できないファイル
[新規追加]
- 24.マニュアル誘導機能