■本バージョンアップ実施時注意事項
[再起動]
今回のバージョンアップでは不要です。
[運用変更]
今回のバージョンアップでは発生いたしません。
[UI変更]
管理者ユーザーのUIの変更がございます。
後述の「機能追加1,2,3,4」「不具合修正2」「その他調整1」が該当します。
一般権限ユーザーのUIの変更がございます。
後述の「機能追加4」が該当します。
[判明している不具合について]
PowerPoint2003拡張子でマクロが登録されていない場合に不具合が発生する事を確認しております。詳しくは下記リンクを参照下さい。
PowerPoint2003拡張子でマクロが登録されていない場合に不具合発生
[弊社他製品と連携している場合について]
・Smooth File
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。
・Smooth File ネットワーク分離モデル
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。
・Mail Defender
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。
■リリース内容
【機能追加】
1. PDFファイル内の添付ファイル除去による無害化機能を追加しました。
バイナリ除去モードとマクロ除去モードでは除去します。
カスタムモードでは、「添付ファイル」のチェックを外すことで除去対象から外すことができます。
2. カスタムモードの項目にCSVを追加しました。
CSV無害化時の対象とする文字を選択することができます。
3. 「カスタムモード」での各項目と「Officeファイルのプロパティ削除対象」に、「すべて選択」「選択解除」「マクロ選択」のボタンを追加しました。
※「マクロ選択」のボタンは「マクロ」の選択肢がある項目のみです。
4. マニュアル誘導機能を追加しました。
各画面上からその画面に関するマニュアルへのリンクを追加し、マニュアル利用の利便性を向上しています。
※本機能につきましては、今後のバージョンアップでも対象を拡充していきます。
5. フォルダ連携・共有モデル利用時、無害化結果を英語で出力できる機能を追加しました。
システム > 無害化設定 > 無害化結果出力言語で設定できます。
【不具合修正】
1. カスタムモードで無害化時にsyslogに出力している設定値に不足がある問題を修正しました。
2. Office2003の「doc」「dot」「xls」「xlt」「ppt」「pot」「pps」ファイルをカスタムモードの「マクロ」のチェックを外して無害化した際にマクロが除去される不具合を修正しました。
※カスタムモードの無害化についてバージョンアップ後も特に設定変更しない場合これまでと同じ挙動を維持させる為、Office2003のファイルとOffice2007以降のファイルを分けて設定するよう変更しております。
※カスタムモードの項目名「Microsoft Excel」「Microsoft Word」「Microsoft PowerPoint」を「Microsoft Excel (xlsx,xlsm,xltx,xltm)」「Microsoft Word (docx,docm,dotx,dotm)」「Microsoft PowerPoint (pptx,pptm,potx,potm,ppsx,ppsm)」に変更しております。
※カスタムモードの項目に「Microsoft Excel (xls,xlt)」「Microsoft Word (doc,dot)」「Microsoft PowerPoint (ppt,pot,pps)」を追加し、Office2003のファイルについては「マクロ」のみ選択した状態、他の設定値は既存の設定値が反映されます。
3. Excelファイルの「名前の定義」が多い場合に無害化処理がタイムアウトする不具合を修正しました。
4. カスタムモードの「AutoCAD (dwg,dwt,dws)」で「dwt」「dws」の拡張子が、実際には選択対象となってない不具合を修正しました。
1.9.0まではカスタムモード選択時も「dwt」「dws」をバイナリ除去モードで無害化しております。
【その他調整】
1. 「システム」>「無害化モード設定」にある「無害化非対応ファイル」の選択肢「全て無変換」を「無変換」へ文言変更しました。
2. 作成されたAutoCADのバージョンが古いまたはAutoCAD以外の製品で作成されたファイルである場合のエラーを追加しました。
3. 英語でログインした際の「OPERATION LOG LIST」で「Sanitization Mode settings」のログ種別名を変更しました。
4. 「システム」>「無害化モード設定」でカスタムモード選択時に記載の注釈の内容を調整しました。
5. 月日に関する表記方法を「ヵ月」の表記に統一する調整をしました。
6. 「doc」「dot」「xls」「xlt」「ppt」「pot」「pps」の拡張子において、操作ログ一覧及びsyslogに表示される無害化内容を調整しました。
※バージョンアップ前に無害化されたものは変更されません。
7. 「無変換時にパスワード付きファイルのウイルススキャンをする」を「無変換時にパスワードで暗号化されたファイルのウイルススキャンをする」に文言変更しました。
※APIモデルのみ
8. 「無変換時にウイルススキャンできないパスワード付きファイルを差し止める」を「無変換時にウイルススキャンできないパスワードで暗号化されたファイルを差し止める」に文言変更しました。
※フォルダ連携・共有モデルのみ
【マニュアル調整】
【管理者向けマニュアル】
[内容更新]
・ 6.1. 操作ログ 一覧
・ 7. 操作ログ通知設定
・ 8. 操作ログ自動削除設定
・ 15.1. 無害化設定(フォルダ連携・共有モデル利用時)
・ 16.1. 無害化モード設定
・ 28.1. syslog一覧
・ 31. PDF化
・ 32. 圧縮ファイル無害化時のresult.txt
・ 33.2. 対応ファイル一覧
・ 36. FAQ
【一般ユーザー向けマニュアル】
[内容更新]
・ 6.1. 操作ログ 一覧
・ 10. 圧縮ファイル無害化時のresult.txt
・ 11.2. 対応ファイル一覧
・ 12. PDF化
・ 13. FAQ