Ver6.21.0では、LDAP連携時のログインIDのサフィックスに関する仕様が変更されました。
Active Directoryへの認証時には、Smooth FileのLDAP連携設定内で指定されたUPNサフィックスが使用されます。
ただし、Active Directoryの設定や代替UPNの設定によっては、認証時に使用したUPNサフィックスと異なるUPNサフィックスを持つユーザー情報が返されることがあります。
Ver6.20.2以前では、Active Directoryから返されるユーザー情報がどのようになっているかに関わらず、常に認証時に使用したUPNサフィックスを利用し、Smooth Fileへのユーザー登録およびログイン情報として設定されていました。
Ver6.21.0では、上記の問題を解消するため、Active Directoryから返されるユーザー情報のUPNサフィックスを利用し、Smooth Fileへのユーザー登録およびログイン情報として設定されます。
この変更により、次の条件に該当する場合、バージョンアップ以前のユーザーと別の新規ユーザーでログインをすることになり、運用への影響が発生する可能性がございます。
- LDAP連携設定内で指定するベースDN内に、Smooth FileのLDAP連携設定内で指定するUPNサフィックスとは異なるUPNサフィックスを持つユーザーが存在する
該当する場合はバージョンアップに関して有償サポート窓口までお問い合わせください。