■本バージョンアップ実施時注意事項
[再起動]
今回のバージョンアップでは不要です。
[運用変更]
一部のお客さまの運用への影響が発生する可能性がございます。
後述の「機能追加1,2,3」をご確認ください。
[UI変更]
管理者ユーザーのUIの変更がございます。
後述の「機能追加3」をご確認ください。
今回のバージョンアップでは一般権限ユーザーのUIの変更はございません。
[弊社他製品と連携している場合について]
・Smooth File
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。
・Smooth File ネットワーク分離モデル
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。
・Mail Defender
今回のバージョンアップでは連携に関する変更はございません。
ただし可能な限り全製品最新でのご利用を推奨しております。
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■リリース内容
【機能追加】
1.「tsv」の無害化に対応しました。 ※1
2.Microsoft Visio「vssx」「vssm」の無害化に対応しました。 ※1
3.「html」「htm」の無害化に対応しました。 ※1
※1バージョンアップ後も無変換で運用したい場合、「システム」>「ファイル処理設定」>「無変換設定」 の「指定した拡張子を無変換」に該当拡張子を設定してご利用ください。
管理者マニュアルの「17.1. ファイル処理設定」>「指定した拡張子を無変換」をご確認ください。
【不具合修正】
1.圧縮ファイル内の「pdf」無害化失敗時に画像が残る不具合を修正しました。
2.Microsoft Excel「xlsx」「xlsm」「xls」「xltx」「xltm」「xlt」のグラフシートを使用している場合、無害化に失敗する不具合を修正しました。
3.Microsoft PowerPoint「pptx」「pptm」「ppt」「potx」「potm」「pot」「ppsx」「ppsm」「pps」の特定領域に情報が入力されている際に、無害化後にファイルを開けなくなる不具合を修正しました。
※特定領域は悪用防止のため開示いたしかねます。
4.以下の条件をすべて満たす場合、Officeファイルに挿入されたOfficeファイル(入れ子状のOfficeファイル)に対するマクロ除去の動作が親のOfficeファイルの設定に引きずられてしまう不具合を修正しました。
アップデート後は子のOfficeファイルのマクロ除去動作についてはその拡張子で設定されたマクロ除去動作となります。
・無害化するファイルの拡張子が「xlsx」「xlsm」「xls」「xltx」「xltm」「xlt」「docx」「docm」「doc」「dotx」「dotm」「dot」「pptx」「pptm」「ppt」「potx」「potm」「pot」「ppsx」「ppsm」「pps」「vsdx」「vsdm」「vstx」「vstm」である
・無害化するファイルに挿入されているファイルの拡張子が「xlsm」「xltm」「docm」「dotm」「pptm」「potm」「ppsm」である
・「システム」>「ファイル処理設定」の無害化対象選択で、無害化するファイルの「OLE(Office)」を選択解除している
・「システム」>「ファイル処理設定」の無害化対象選択で、無害化するファイルの「マクロ」選択状況と、挿入されているファイルの「マクロ」選択状況が異なっている
5.フォルダ連携・共有モデルご利用時、システム内に不要なデータが残り、使用容量を圧迫する問題を修正しました。
6.マルチスキャンオプションご利用時に定義ファイルの手動更新で必要なファイルの判定処理が正常でないため更新できない問題を修正しました。
※マルチスキャンオプションは、有償オプションとなります。
7.Microsoft Excel以外で作成された「xlsx」「xlsm」「xls」「xltx」「xltm」「xlt」の無害化が失敗する不具合を修正しました。
8.「json」無害化時に、最終行に改行が存在していなくても追記してしまう不具合を修正しました。
※修正後は、改行している場合は改行が残り、改行がない場合は改行なしとなります。
9.パスワード保護されている「rar」圧縮ファイルを無害化する際、入力したパスワードが間違っているにも関わらずパスワード間違い判定とならず解凍失敗判定となる不具合を修正しました。
【その他調整】
1.Microsoft Excel「xlsx」「xlsm」「xls」「xltx」「xltm」「xlt」で関数を多数使用しているファイルを無害化する際のパフォーマンスを向上しました。
管理者マニュアルの「33.1. メッセージ一覧」,ユーザーマニュアルの「11.1. メッセージ一覧」をご確認ください。
2.圧縮ファイルの無害化で作成されるresult.txtに無害化成功時と無変換時にも記載するように調整しました。
3.「pdf」に埋め込まれている画像の無害化でエラーが発生する事象を緩和しました。
4.「バックアップと復元」機能に「無害化対象選択」の選択状況が含まれるよう調整しました。
管理者マニュアルの「23. バックアップと復元」をご確認ください。
5.脆弱性への対応を行いました。
【マニュアル調整】
【管理者向けマニュアル】
[内容更新]
・ 6. 操作ログ確認
・ 16. ファイル処理・対応ファイル一覧
・ 17. ファイル処理設定
・ 23. バックアップと復元
・ 29. syslog一覧
・ 30. コンソール
・ 31. ネットワーク疎通確認用コンソール
・ 33. 圧縮ファイル無害化時のresult.txt
・ 37. FAQ
【一般ユーザー向けマニュアル】
[内容更新]
・ 6. 操作ログ確認
・ 9. ファイル処理・対応ファイル一覧
・ 11. 圧縮ファイル無害化時のresult.txt
・ 14. FAQ
管理者マニュアルをPDFで出力したファイルはバージョンアップパッチと同じシステムに設置しております。PDF 形式による確認が必要な方はそちらをご確認ください。
製品上ではヘルプからHTML形式のマニュアルをご確認いただけます。